【営業の心得1:自分のコストを考える】
営業をやっていますと、自分だけでなく
同僚や社外の方など、いろんな人と触れ合える機会があります。
それ自体 とても貴重なことで、自分も好きなんですが、
唯一 嫌なのが、仕事の愚痴が過ぎること。
とくに社外の人ではなく、社内の人の利益額がわかった上で
「その人のコスト > 利益」だった場合の愚痴については
本当に嫌になります。
会社は株主が所有していて、社長をピラミッドの頂点として、
営業や総務・経理など、様々な役割の人間が集まっています。
その中でも営業部門は「利益が見えやすい」部門で
会社環境や規模などに左右される部分はあったとしても、
自身のコスト(給与や保険など会社負担分・交通費・交際費)と
実際に計上できた利益
というのは、会社も自身も すぐに把握ができます。
(逆に出来ない会社や人は、ヤバイです)
そこで自分のコスト以上に、利益を稼げないのであれば、
まず会社に文句を言うこと自体が、間違っている。
利益がコストを継続的に上回ってから、
会社に対して意見を言えば良いんです。
自分のお給料が、どこから来ているのか!?
天地からではなく、給与明細に会社名があるならば、
そのお給料は、間違いなく会社から出ています。
そして会社は「利益>本人のコスト」を求めています。
そうでなければ、水桶に穴が空いている状態で、
どんどんお金という水は流れ出てしまいます。
全員がそんな人だったら、会社も成り立ちませんよね。
なので営業だけにとどまらず、社会人ならぬ会社人として
「自分の給料 < 利益」という意識をしっかりと持って
日々の業務に取り組むことが、「基本のキ」の心得だと思います。
※☆※ 余談 ※☆※
そんなことはない。
もっと自分らしい生き方があるとか
会社のやり方は間違っているっていう人は、
自分にあう会社に転職すれば良いと思います。
ただ そこでも最終的に求められるのは「利益>コスト」ですが。
それを求めない会社は、その時 居心地が良いと思いますが、
早晩 成長が止まったり、潰れていく運命にあると思います。
あとは独立して、自分で会社を起こすかどうか。
会社を設立すること自体は簡単ですが、そこから自分で利益を上げて
自分や自分の家族を将来にわたって養っていけるのか!?
自分の友人で会社を起こした人間が何人かいますが、
ほとんどの人間が、起業をしてからの方が苦労しています。
もちろん全て自己責任という厳しさの中にも、
すべて自分が決済できたり、時間的な自由はありますが。
しかし本当に険しい道だと、傍から見ていても感じます。
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2014/03/29 | 営業の心得
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